2010年6月25日金曜日

諫早開門調査について

25日は有明海の諫早湾開門に関して、海洋学会としての意見をまとめるために、九州大学に行った。取りまとめは海洋学会環境問題委員会の産総研の鈴村さん、幹事として中央水研の中田さん、九州大学から柳さん、松野さん、佐賀大学から速水さん、濱田さん、長崎大学から梅澤さん、広島大学から山本さん、元中央水研の佐々木さん、そして名古屋大学水循環研究センターから石坂が集った。

当初、私が言い出したところもあったが、開門調査をしても前の状態にすぐに戻るわけではなく、何が言えるかかなり懐疑的ではあったのだが、皆さん建設的な意見をだしてくれたので助かった。学会レベルでは開門調査をするべきかという議論ではなく、開門をするとしたら、どのような調査をするべきかというところを科学的な観点でまとめるということで進んだ。今後メール等でやり取りをしながらあまりおそくならないうちにまとめることになる。