2013年12月27日金曜日

公開講演会


12月21日は、センターの公開講演会。今回は地球環境変動-気候変化からハビタビリティまで-と題して、センターの熊谷さんが「気候変動と森林破壊」、東大大気海洋研の吉森さんが「氷期・間氷期から探る地球温暖化」、東大新領域の田近さんが「地球環境と生命の進化」、東工大地球生命研の玄田さんが「もう一つの地球:系外惑星とハビタビリティ」と、大きく異なる時間・空間スケールの内容で話をしてくれた。以前、講義で地球と宇宙の時空間スケールや全球凍結を扱ったことはあったが、実際に研究をやられている人の話を聞くのは初めてだった。一般向けということもあり、4名ともわかりやすく、面白い話をしてくれた。その後の飲み会も含めて、全球凍結で生き残った生物や地球外生命の話など、普段聞けない話に盛り上がった。系外惑星の海色をやるか?

2013年12月6日金曜日

台湾でのアジア海色ワークショップ


20131235日に、台湾の成功大学でアジア海色ワークショップ(AWOC)を共催しました。今回は韓国と10年前から交互で行ってきた日韓海色ワークショップ(KJWOC)に最近参加していた台湾の研究者の提案で実現したものです。日韓台の他、中国、ロシア、アメリカ、留学生としてはベトナム人、モザンビーク人、合わせて50名ほどが参加して、国際的だがアトホームな会議となりました。東シナ海や日本海での研究が中心で、特に韓国が3年前に打ち上げた静止海色衛星に関する話題が多くありました。研究室からも学生5名が参加し、台湾や韓国の若手と交流を深めました。発表の他に、台湾海洋研究所の新しい研究船Ocean Researcher Vの見学もでき、台湾の海洋研究への意気込みも感じることができました。主催した研究室には日本人の留学生もいて、今後国際的に活躍していく人材になることが期待されました。
http://www.youtube.com/watch?v=utz5h6jX4uA&feature=youtu.be