2009年4月25日土曜日

PICESとPAMS

21-22日に釜山で開催されたPICES (北太平洋海洋科学機構) workshop on Status and Trends in East Asian Marginal Sea Ecosystems (東アジア縁辺海生態系の状況と傾向)で以下の発表をしました。

Ishizaka, J., H. Yamaguchi, Sinjae Yoo, Status and trend of primary production in Yellow Sea and East China Sea (黄海と東シナ海の基礎生産の状況と傾向)

続いて23-25日に釜山で開催された第15回のPAMS(アジア太平洋縁辺海会議)に参加しました。共著で以下の発表をしました。山田さんは長崎大学での初めて指導した博士で現在韓国水産科学院勤務、Son君は名古屋大学で現在雇用しているポストドクです。

1. Yamada, K. S.-W. Kim, J. Ishizaka, W.-J. Go, and J.-H. Yun, Area difference of sea surface cooling and chlorophyll increase after typhoon passages in the East/Japan Sea, (Poster)(日本海での台風の通過後の海表面水温低下とクロロフィル上昇の場所による違い)

2. Son, Y.B. and J. Ishizaka, 10-year surface particulate organic carbon (POC) and particulate matter (PM) variations based on in-situ and ocean color data in the East China Sea.(10年間の東シナ海での現場データと海色データによる粒状有機物と粒状物質)

また新たにメンバーになったPICESのCREAMS-AP(東アジア縁辺海の循環に関する助言パネル)の会合に出席し、共同議長に推薦されました。

同じく、PICESのCFAME(Climate Forcing and Marine Ecosystem: 気候強制力と海洋生態系)の基礎生産に関する部分の原稿を提出しました。

2009年4月8日水曜日

日本海洋学会

4月5~8日に東京大学本郷キャンパスで開催された日本海洋学会に出席しました。以下、5名の学生と九州大学の松野さんの発表をしました。その他、評議委員会、総会、論文賞選考委員会に出席しました。

1. 荒木正寛、石坂丞二、柴田達也 有明海における透明度と懸濁粒子の関係について(ポスター)

2. 柴田達也、石坂丞二、Sarat C. Tripathy、鈴木祥弘 冬季有明海における成層状態の変化への微細藻類の色素応答

3. 牧野高志、石坂丞二、広瀬直毅、松野健 東シナ海から対馬海峡に流入する長江希釈水の字空間変動の把握

4. 山口寿史、Young Baek SonEko Siswanto、石坂丞二、Sinjae YooYu-Hwan AhnSang-Woo KimJunwu Tang、川村宏、清本容子 東シナ海における標準的な衛星クロロフィルaと最適化された衛星クロロフィルaの季節および海域による比較

5. 寺内元基、石坂丞二 衛星リモートセンシングが捉えた富山湾におけるクロロフィルa濃度の時空間分布と河川流量

6. 松野健、遠藤貴洋、堤英輔、石坂丞二、山口寿史、Lee Jae-HakJang zsang-Tae 済州島南西の長江希釈水域における蛍光光度の分布と時間変化


2009年4月3日金曜日

SELISセミナー

名古屋大学に移って初めてセミナーを行ないました。

2009年4月1日水曜日

着任

名古屋大学地球水循環研究センターに着任しました。