2010年7月4日日曜日

日常

先週は出張がなかったこともあり、一度もブログを書いていなかった。

月曜日はセンターの臨時主任会の後、工学系の博士論文予備審査、統計教科書の輪読と、学生とのミーティングで進捗状況の確認をした。
火曜日は1限が授業で今回は植物プランクトンと一次生産の話をした。午後にPDのESさんが海洋学ゼミで、衛星を用いた東シナ海のクロロフィルa を求める経験的な手法開発について話をした。ここでも結構統計的なことが議論となった。
木曜日夕方に、名古屋大学の年代測定総合研究センターの委員会。
金曜日夕方には、MATLABの勉強会を行った。

これらの合間に、主に留学生のAHさんの相模湾でのブイによる観測の論文をかなり密な議論をしながら進めるとともに、17日からに迫った長崎丸を利用した東シナ海の韓国経済水域内での日中韓共同調査についての連絡や、太平洋海洋科学機構(PICES)の東アジア縁辺海循環研究アドバイザリーコミティ(CREAMS-AP)で9月に予定しているシンポジウムの準備連絡等を行った。あと10月のPICESに学生が発表する要旨のチェックも。

忘れていけないのは28日朝に韓国の静止気象海洋情報衛星、その名も千里眼、の打ち上げが成功したそうだ。これには世界で始めての静止衛星による植物プランクトンなど海色観測を行うセンサーGOCIが搭載されており、私もPI(研究者)として参加しており、日本周辺も頻繁な観測で海洋環境の把握ができることを期待している。