2013年8月29日木曜日

公開講座「絆:つなぐ、つながりを考える」

8月29日は午前中東京会議の後、帰って夕方に名古屋大学公開講座「絆:つなぐ、つながりを考える」の中の一コマを、「人と海のつながり:人、水循環、海洋生態系」と題して話しました。この公開講座は、若干の高校生を含んだ主にシニアのお客さんが100名近く出席してくれました。時代にあった全体テーマで、以前そのような日本海に関するそのような名前の本の一節を書いたので、あたったのでしょうか。
悩んだ末に、日本人へとっての東シナ海の重要さとそこでの環境の研究に日中韓で考えていることと、伊勢・三河湾での漁業の復活へ向けての取り組みに関しての話をしてみました。さすがに有料ということもあって、シニアの方は熱心でした。
このシリーズの講演者は、東海ラジオのラジオ放送講座「名古屋大学リレーセミナー」でも話をすることになっており、プロのアナウンサーとの対談形式で8月11日に放送になりました。これはそのうち大学のホームページで聞けるようになるようです。さすがプロのアナウンサーは、鈴のような声で、よいポイントを聞いてくれます。

2013年8月24日土曜日

CREAMS 20周年

8月22日から24日まで、ソウル大学に。CREAMSという日本海に関する、日本や韓国、ロシア、アメリカの国際共同研究の20周年のワークショップに参加した。1993年に九州大学の竹松先生とロシア、韓国で開始された共同研究は、1999年からアメリカも参加した第2期、そして2005年からPICESの下にアドバイザりパネル(AP)と位置付けられた第3期に分かれる。私は2009年からPICES/CREAMS-APのCo-chairとなるまで、あまりCREAMSに直接は関連してこなかったが、改めてみると第1期中に福岡で開催された1997年のシンポジウム、第2期中の2002年に韓国で開催されたシンポジウムには参加していた。後者で発表したYKさんの研究結果は、その後PICESの特集号として出版されている。立ち上げ時の大変な苦労について、竹松先生ご本人から聞けたのはよかった。最近も韓国との間では日本海の呼称問題や竹島の問題などがあるが、隣の国同士、何とか友情を深めていかないといけない。

2013年8月8日木曜日

高校生見学会


8月8日。今日は岡崎高校の見学がありました。分光放射計で色の測定、顕微鏡でプランクトン観察、ポスター発表と楽しんでもらいました。途中、緊急地震速報がありましたが、誤報でよかった。。。