講義の後は、東梅さんと担当の山下さん、学生2名とバグースへ。奇しくも山下さんと東梅さんもわたしも、3名とも海外で学位をとっている(二人はイギリス,私はアメリカだが)。教育やNGOの話に花が咲く。学生の一人が、GCOEは論文を書きながら、授業でいろいろなことをやらなければならないので大変だと正直に言っていた。確かにそうだが、ぜひ広い視野を身につけてくれたらと思う。
2011年1月22日土曜日
GCOE基礎環境学講究
1月21日夕方からGCOEの基礎環境学講究に出席した。別にも講演会もやっているようだが、こちらは私も以前から面識のあるWWFの東梅貞義さんの講義なので優先だ。東梅さんは黄海の保全に向けて、中国・韓国のNGOなどの活動をまとめている方で、以前私もYSLMEの会議などでお会いしている。黄海の多様性を調べるために、様々な種類の生物の分布マップを中国・韓国で統合して出版し、多様性に重要な海域を特定したり、中国・韓国のNGO等にその保全のためのいろいろなプロジェクトを考えて実行させたり、非常に活発に動いている。また、そのためのお金確保まで自分で(一人で)やっているとのことは驚きだ。基礎環境学講究は、いろいろな分野の学生が、留学生も含めて参加しているので難しい科目だが、英語と日本語混じりでとてもわかりやすく話してくれた。