2011年1月26日水曜日

生物大発生(魚種変遷)

25日・26日は朝から、魚種変遷プロジェクトの会議。昔大量にとれていたイワシが最近取れていないことはよく知られているが、乱獲が原因と思っている人も多いだろう。しかし、最近の研究では地球の気候の変動と取れる魚の種類が密接に関係していることがわかってきている。このプロジェクトでは、主にイワシとカタクチイワシ、サバなどの漁獲の大きな変動がどうして起こるのかを調べている。プロジェクトでは海流などの海洋物理学、餌となる動物・植物プランクトンからそのもととなる栄養塩、そして魚の食性や行動、さらには漁獲の変動をどう経済的に扱うべきかまで幅広く研究している。
プロジェクトも後1年ということで、膨大な知見が集ってきてはいるが、それをどうまとめて、行政や一般の人に以下にわかりやすく伝えるかが問われている。
このところ委員会続きだが、一方で大学では修論発表会が近い。先日もメールで修論を直してからの委員会出席となり、なかなか忙しい。
このブログを読んだ関係者に飲み屋行き過ぎといわれてしまった。。