2011年1月27日木曜日

宇宙海洋本委員会

27日は午前中大学に行って修論・博論の指導をし、午後からはふたたび東京へ行き、宇宙海洋連携の親委員会に北大の斎藤誠一さんの代理で出席した。委員長は東大理学研究科長の山形俊男さん、インド洋版のエルニーニョであるダイポールモードの提唱等で有名だ。他の委員もそうそうたるメンバーだ。
WGでは測定項目やミッション等かなり具体的な提案をまとめているが、親委員会ではもっと大所高所にたった議論がされた。今回のゲストも海洋法の専門家の奥脇直也先生で、私自身中国や韓国などとの国境を隔てた調査などの問題に直面しているだけに、身につまされる話だ。衛星はそれを超えて観測が出来るところがよいところなのだが。やはり実測も必要だ。
終了後に、山形さん、植松さんと飲むことに、天下国家を論じる二人には今後も旗を振ってもらいたい。