2010年5月26日水曜日

赤潮プロジェクト報告

5月26日に赤潮プロジェクトの平成21年度報告書を提出した。名古屋大学としては、全体統括のほかに、大分沖の赤潮画像作成手法検討とそれを公表するホームページ作成、海外調査を主に行った。大分水試では私の研究室でも持っている、自動的に顕微鏡写真を撮り、赤潮種を特定する機械を導入した。東大では、過去の赤潮の色情報の整理と培養実験を行なった。瀬戸内水研では、各地の水試に赤潮評価のために衛星データを利用しているかどうかのアンケートを行なった。アンケート結果は予想していた通り、まだまだ利用されていない。利用したくてもどうやったらわからない場合もあるようなので、最終年度には講習会を開催するのも良いかもしれない。