2011年5月19日木曜日

論文ゼミ

 5月19日は三野助教のゼミ。Keyら(2010)のCell size trade-offs govern light exploitation strategies in marine phytoplankton. Env. Microbiol.(海産植物プランクトンの光利用戦略における細胞サイズによる交換)。同じ珪藻でもサイズによって、光の変化する環境における戦略が異なるというもの。大型の細胞は強光阻害を起しにくく、小型の細胞では強光阻害が起きても、すぐに修復するという戦略の違いがあるという面白い研究だ。先日博士をとったST君の仕事ともつながるところがある。最近の三野君の実験結果でも似たような感じになっているようだ。
 明日までクラゲの会計検査、何も変なことが無ければよいのだが。