この前にあげられていた、みどり(1996年打ち上げ)、みどりII(2002年打ち上げ)はいずれも1年もたないで運用停止したことを考えれば格段の進歩である。しかし、みどり、みどりII、だいちともに、内容は異なるが太陽電池系のトラブルだ。海外の衛星では10年以上観測を続けているものも多いので残念だ。
また思い出したのが、内閣官房が運用している情報収集衛星についてだ。2003年以来5機は上がっていると思うが、その情報は全く公開されていない。国防に関連するとはいえ、これだけの税金を使っていて、まったくその情報が明らかにされていないことは許されるのだろうか。