2011年5月6日金曜日

学生ボランティア

今年になってからよく学生・PDとお昼を食べながら雑談をしている。今日は連休の間ということで、学生も少なかった。OT君から連休前半に行った東北でのボランティアの話を聞いた。彼はアレルギーのある子供への食料配布やその連絡などをしたそうで、広い範囲を運転して回り、いろいろな人に会ったそうだ。彼にとっては大変ながらもよい経験だったようだし、何より無事に帰ってきて何よりだ。この活動は組織だったものなのでよいが、中には組織等と関係なく個人で行ったものの、やることがはっきりしなかったり、怪我をしたり、食事等で、かえって地元の人に迷惑をかけるケースもあるそうだとか。これでは何のためのボランティアなのだろうか。彼らの力を上手く利用するためには、ボランティアを個人ではなくきちんと組織的に動かす仕組みづくりが必要なようだ。