2011年2月4日金曜日

海洋環境調査モニタリング委員会

4日は環境省の海洋環境調査モニタリングの委員会があった。この委員会は、もともと日本が行なっていた海洋投棄の処分場のモニタリング目的で、環境省が30年ほど前から行なってきたものである。最近は、海洋投棄が少なくなったこともあり、縮減される予算の中、周辺諸国からの汚染なども考慮しつつ行なっている。一方、予算執行がある意味厳格化しすぎている中で、毎年決まった会社が受注できない可能性があるなど、不安定な状況もあるが、限られた予算なりにはしっかりとやってきている。
個人的には、ずっと都合がつかず、委員会に出席したのは数年ぶりかもしれない。このようなモニタリングにも衛星リモートセンシングの情報を利用できそうな点を意見し、また先日の海上保安庁の委員会と同様に中国側から来る水をどのどのようにモニタリングするかの観点で発言した。