3月30日に国立環境研究所の王勤学さんとともに華東師範大学、長江水利委員会の先生方が訪問され、GCOEの一環としてセミナーが開催された。
王勤学さんは流域から海まで含めた環境研の長江プロジェクトの話をされた。1月に環境研から名大にこられたLiuさんからも陸側の研究に関して聞いており、また海側に関しては学会等で話を聞いていたが、名大で進めようとしていることとの接点も多く、今後ぜひ協力してやっていきたいところである。
一方、華東師範大学の楊凱さん、王天厚さん、蔡永立さん、長江水利委員会の叶閩さん話では、上海市がかなり水質や沿岸環境の保全に力を入れてつつあることはわかったが、都市から少し離れるとまだまだ保全が追いつかない現状が伝わってきた。以前、南京大学でも聞いたが、中国の大学の先生は政府の調査やコンサルタントをかなり請け負っているらしいが、今回の発表でもそれに近い印象があった。華東師範大学の先生方が、こちらの研究室でも共同研究をしようとしているLi Daojiさんのこともよく知っていたのはよかった。
本山の和風居酒屋「さかなやま」での懇親会、さすが店長に写真をとってもらうとこうなる。