例のごとく、中国側の接待は相当なもので、今年12月に名古屋大学で第2回を開催するとのことだが、お返しが大変そうである。また、在名古屋中国人のGCOE准教授のLCさんと院生のCYさんもいろいろとやってくれて助かった。彼女たちのパワーにも圧倒される。
南京大学には地質・地形関係では海洋の研究者がいることがわかり、夏の長崎丸にも興味を持ってくれた。さらにこのシンポジウムにあわせて、10月から来る可能性のある中国人の学生が会いに来てくれて話しをすることができたのはよかった。
南京滞在中に、地球研の長江プロジェクトが来年度は困難であることがわかり残念であったが、今年度体制を組みなおすことでチャレンジすることとなった。一方で、以前から交流のある華東師範大学のLi博士から、YSLMEと同じUNDP/GEFの枠組みで長江河口・東シナ海のプロジェクトを考えたいとのメールが来た。この枠組みを準備することは容易ではなさそうであるが、いったんできればYSLMEのように、国家間の環境保護協定のような方向に進むことが期待でき、非常に重要だと思われる。こちらも何とか進めて行きたいところである。
中国はGoogleと仲が悪いからか、このブログを見ることができなかった。
古い南京大学本部棟と南京市の近代建築の対比。