2012年2月6日(月)・7日(火)に九州大学応用力学研究所において、東シナ海の循環と混合に関する研究集会を開催した。出席者は名古屋大学地球水循環研究センターと九州大学応用力学研究所の他、愛媛大学、長崎大学、富山大学であった。6日は物理過程と生物・化学過程の2つのセッションを設け、物理過程では混合層中での乱流エネルギーの見積もり、黒潮への渦や台風の影響、海洋の海上風の励起に関して、生物・化学過程は主に亜表層クロロフィル極大と栄養塩躍層、低酸素水塊、栄養塩の循環に関して話題提供があり、議論を行った。7日は今年予定されている共同研究航海に関して打ち合わせを行った。