2月21日はJAXAと水研センターの共同研究発表会。
前半は水研センターでの最近の研究の発表。中央水研のクロマグロの遊泳モデルに衛星クロロフィルを入れる話は面白いが、やや疑問な部分も。沿岸ブイと複合衛星の水温の比較は意外にあっていて驚いた。西海区のKT君は、北西太平洋の春季ブルームの経年変化についてまとめた。魚の生存とつながればとても面白くなるはずだ。西海区水研のKYさんは東シナ海で問題となっている渦鞭毛藻類の分布について面白い発表をした。植物プランクトン色素の分布に関しては、こちらでやっていることともつながるので、ぜひ一緒にやる方向で。やはり西海区のSH君は、溶存有機物の色からもとめた塩分分布についてで、これは物理面とつなげるともっと面白くなるはずだ。
後半はJAXA側でまず、MH君がGCOM-Cの状況や水研のデータとの比較等について。YH君は陸奥湾のクロロフィルと衛星の比較で、秋が合わないとのやや驚きの結果を。私は、PIとして赤潮アルゴリズムと韓国の静止衛星の状況について話した。東海大のTMさんは、濁った海域での大気補正手法について話をした。これが早く実用化してほしい。
こうやって見ると、私も教育に関係した人が多く頑張っており頼もしい。
懇親会はおしゃれなTokyo Barで。