2011年12月19日月曜日

大型クラゲ国際ワークショップin 海南

12月15-19日は海南島で行われた大型クラゲの国際ワークショップに参加した。これは日中韓でで行われている大型クラゲの共同調査に関して毎年行われているが、私は2年前に博多で行われた会議に次いで2回目の出席となった。この2年間は日本にはあまり大型クラゲが来なかったが、その間に研究はそれなりに進んでいることが実感できる会議であった。今回は、まだ一般的であるかどうかはわからないが、中国の長江河口の北側で発生しているのではないかとの研究発表が多かったように思えた。これは我々が考えている、春季ブルームによる餌の増加とエチゼンクラゲの幼生の出てくるタイミングがあわないという、Match-Mismatch 仮説に対応しないので悩ましい。
海南島は海産物の宝庫。パーティででたビゼンクラゲだけではなく、以前、青島で見て食べてみたいと思っていたヒトデ(マンジュウヒトデ?)も食べてみた。また、日本では釣りの餌に使われる星口動物門の沙虫(スジホシムシ?)もマテガイのようでおいしかった。外の屋台でも様々な海産物が。これは別に写真集を作りたい。
ビゼンクラゲ。エチゼンクラゲもこれだけおいしいとよいのだが。