2010年2月5日金曜日

大型クラゲ報告会

2月3日は再び横浜で大型クラゲの報告会があった。今度はこちらが研究成果を発表する立場での参加である。2008年はほとんど出なかったものの、2009年には今まででも出現が多い状態であったが、日本海での移動のコンピュータシミュレーションなどは随分とうまく表現できていることに驚いた。私の発表は1997年からの衛星データによって、エチゼンクラゲの発生が顕著になった2003年ぐらいから黄海の植物プランクトン量(クロロフィル)が多くなっており富栄養化の可能性があることと、発生が少なかった2008年はクラゲがポリプから離れる5・6月の水温が最近ではもっとも低くかったことについて中心に話をした。来年は中国海域での調査を申請するようで、申請が通ることを願う。