前者は2年おきに日本・韓国・中国・台湾・ロシアなどの研究者が集まって主に東アジア縁辺海の海洋学の共同研究について話す場で、今回は特に東シナ海で長崎丸でやっている航海の結果に関連した議論を中心に行った。
後者は日本と韓国の交代で海洋光学や海色リモートセンシングに関して話をしている。今回は運用1年を越している韓国で打ち上げた世界で初めての静止衛星(千里眼)海色センサーGOCIに関連して議論した。
当然それぞれの中での共同研究が進むうえで今回のワークショップは意味があったが、今回はこれまで別々で行われてきたこれらのワークショップを一緒に行ったことで、両ワークショップ関連者に情報交換をする場を与えられたことがよかった。
ただ日中関係の悪化のことも影響したのか、中国本土からの参加者がいなかったのは少し寂しかった。