2011年11月12日土曜日

名古屋大付属中学生訪問

12日は名古屋大付属中の学生二人が別々に訪ねてきた。一人目は私が実際に研究を行っているエチゼンクラゲについて調べているという女子で、主にどのような研究をやっているのかについて熱心に聞かれた。海水浴に行ったことはあるとのことで、海は好きのようだった。二人目はマグロについてという男子で、私の専門外ではあるが、それでも良いということで。マグロの生物学的な質問が多く、いきなり奇網という単語すら知らないことについて聞かれてびっくり。インターネットで調べたところ、血管が網状に広がった構造で、マグロはこれで静脈と動脈が近いところにあり、熱を交換することで体温を保っているのだという。知らなかった。他にも、適水温や水深、生息数などネットで調べながら回答した。寿司を食べるのが好きなので、このテーマを選んだということで、マグロが食べられなくなると困るとそれなりに真剣だった。
二人とも一人で来て面白い質問をし、熱心にノートを取って帰って行き、とてもしっかりしていることには驚かされた。