2011年10月18日火曜日

ハバロフスクPICES-2011

13日に夜行列車でハバロフスクにつき、14日からPICESに出席した。13日夜は千手さんとレストランを探してさまよう。ハバロフスクはウラジオストックよりも寒いためか、店の窓が小さく、中がよく見えない。そのためロシア語がわからないと店もわからない。
14日はCREAMS-APの主催する日本海に関するワークショップとAPのミーティング。日本海に関しては、現在現状報告書をまとめており、それに関する報告があった。呼称問題がやや問題となるが、最終的には政府間会合で議論されることになる。
15日はHABのワークショップで、今回は招待講演と午後のデモを受け持った。招待公演は現在やっている赤潮の被害削減に関するプロジェクトについて話をし、スペクトルを利用した赤潮分類群の判別などについて質疑応答があった。デモではNOWPAPのトレーニングから一緒に参加してしているKudelaさんと、また分業で衛星やデータ取得先の種類などの紹介を行った。研究室から参加したXYJ君はクラゲのワークショップに参加したはずだ。
16日は様々な委員会が開催されていたが、AP関連のレポートをまとめたり、少し街を歩いた。夜はHABのグループとウズベキスタン料理の店へ。一緒に行ったロシア人女性は長崎のNOWPAPトレーニングに参加していた。最後はアメリカ人たちとウォッカを飲みすぎた。
17日はOpening ceremonyとPlenary session、そして懇親会。植松さんの火山が生産を高める話はなかなか面白かった。千葉さんやZuenkoさんの話は、我々が以前やった衛星での植物プランクトンデータの春季ブルームの解析を動物プランクトンや魚と関連させたものだった。
18日はまだ会議は続くが朝からサハリン経由で日本へ。朝には雪が降り、ロシアらしくなった。
ホテルインツーリストからのアムール川。広い。
会場までの間の大聖堂
CREAMS-APを終えて。政治がなければ仲間なのだが。