当研究室が今年度から大分水試、東大、瀬戸内海区水研と共同して開始した、赤潮のプロジェクト(宇宙利用促進調整委託費)についての報道が、昨日、大分合同新聞に掲載された。
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2010_126334529304.html
このプロジェクトは、衛星データを利用して赤潮による水産被害を削減する技術を広げることを目的としており、大分県をそのよい例と位置づけている。九州域では昨年夏も大きな赤潮被害が起こった。広い海の観測をすることができる衛星データは、赤潮監視にはもってこいのはずであるが、これまでは色々な問題で十分利用されてこなかった。この研究で衛星による赤潮監視を広げることができると考えている。