2009年10月19日月曜日

CREST/SORST最終会合

本日は、私も少し参加してきた前任の才野教授の10年にわたる戦略的創造研究推進事業とその発展研究の、最終全体会合を名古屋大学で行なった。現在JAMSTECの才野さん、東京海洋大学の石丸さん、京都大学の淡路さんの他、数名の若手研究者がこの数ヶ月間の成果を発表し、全体のまとめについて議論した。この事業で開発した鉛直分布測定用のウィンンチシステムはかなり海外からも引き合いが来ているようで、今後も期待ができそうだ。一方、光合成活性を測定するFRRFに関しては、植物の現存量を求めるクロロフィル蛍光の問題などもう少しつめるところが残る。また相模湾での応用研究は膨大なデータを今後いろいろな角度でまとめていくことが望まれる。金額に見合った成果かどうかはよくわからないが、多くの成果がでていることは間違いないだろう。