2016年11月26日土曜日

愛媛大での赤潮研究集会

11月24・25日は愛媛大学で「赤潮の予測に向けた観測とモデリング」という研究集会を開催した。この研究集会は、愛媛大学の沿岸環境科学研究センターが今年度から全国共同利用・共同研究拠点に認定されたということで石坂が代表となり、名古屋大から愛媛大に移動された森本さんとともに開催したものです。愛媛県は最近赤潮の被害が多いため、何とか予測ができればということで、今後どのように研究を進めるべきかを議論するために集まりました。
 名大、愛媛大、広島大、神戸大、京都大の他、瀬戸内水研、中央水研、大分水試、長崎水試、大阪水試、JAMSTECなどの研究者が発表した。赤潮は特定の種の動態が重要であり、これまでの観測やモデルだけでは予測は難しいが、種レベルでの活性の測定や、高解像度のモデルなど、新しい手法が出てきていることで期待が広がった。
 今後もこの研究集会で情報交換を進めて行きたい。