主に7月に長崎大学の長崎丸でやってきた航海の結果を紹介するとともに、今年度の計画を議論しました。九州大学からは松野さんが東シナ海の陸棚底層の懸濁物の沈降速度の観測結果、京大の吉川さんが乱流と懸濁物質に関する数値実験結果に関して、長崎大学の藤田さんが硝酸塩センターの結果、梅澤さんが基礎生産を支える栄養塩動態、名古屋大学の徐さんが植物プランクトン群集の経年変動、富山大の張さんが希土類での東シナ海の起源水の解析について発表しました。また、私は学生のMarureさんが研究を進めている日本海の渦と春季ブルームの関係に関して、相木さんは台風起源の波動エネルギーフラックス等最近やられていることを紹介しました。