3月14-18日に2016年度の日本海洋学会春季大会が、東京大学弥生キャンパスで開催されました。
本大会からセッション制が導入され、当研究室からは、
石坂が「衛星海色観測による海洋生物圏研究:気候変動ミッションGCOM-Cの利用に向けて」のセッションの中で、「GCOM-C基礎生産および赤潮アルゴリズムの開発とその展望」について発表をしました。
またポスターセッションでは、
「伊勢湾内で空間平均した衛星クロロフィルa濃度の木曽三川流量に対する応答」で林君、
「夏季の東シナ海における植物プランクトン群集の経年変動と異なる水塊からの栄養塩供給」でXuさん、
「日本海における中規模渦に伴う植物プランクトンブルームのタイミングの変動」でMaureさんの3名の学生が発表しました。
また相木准教授は、
「海洋内部・海面・海上の非静力学過程についてのモデル研究と診断手法の開発」と、
「中緯度惑星波と赤道波のエネルギーフラックスの全球シー
ムレス解析に向けて(II)」、
富田研究員が、「海面熱・運動量・淡水フラッ クスと海洋変動」のセッションの代表コンビナーとなり、「新たな海洋観測時代の衛星海面フラックスデータセット:J-OFULO3」、
「水蒸気鉛直構を考慮した衛星による海上大気比湿の高精度推定アルゴリズム」
等を発表しています。
最終日には、石坂研卒業生数名が集まり、現役と懇談しました。