第12回日韓海色ワークショップ(第3回アジア海色ワークショップ)を、韓国海洋研究院海洋衛星センター(KIOST/KOSC)、海洋研究開発機構(JAMSTEC)、アジア太平洋地球変動研究ネットワークと共同で、2015年12月8-10日にJAMSTEC横浜研究所で開催しました。本ワークショップには、日本は東海大学、名古屋大学、他4大学と、JAMSTEC、JAXAなどから22名、韓国から21名、台湾、インドネシア、マレーシア工科大学、タイ、アメリカを含め、合計57名が出席しました.韓国の静止海色センサーGOCIの校正・検証・利用、日本のJAXAが2017年に打ち上げる予定の地球環境変動観測ミッション第1期気候変動観測衛星GCOM-C1の状況等の衛星による地球観測計画について情報交換しました。さらに衛星で測定した海の色から推定できる、日本・韓国周辺の植物プランクトンの変動や、極域から熱帯域にいたる様々な応用研究について、発表と活発な討議が行われました。特に、今回は東南アジアからの出席者も多く、来年は東南アジアで行うことで合意がなされました。当研究室からは、石坂の他に6名の学生が参加し、ポスター発表を行って、韓国やタイなどの若手と交流をしました。