10月26日は名駅近くで研究室のしゃぶしゃぶパーティ。ノルウェーから4か月来ていたEgli Sakshaug 夫妻の歓送会、新たに中国から来た学生のzylさんの歓迎会、そしてこのところずっと大変な騒ぎだった研究室の引っ越しが一区切りしたことのお疲れ様の会だ。Egilさんありがとう。それにしてもこの4か月は早かった。
2012年10月19日金曜日
2012年10月18日木曜日
論文
大分、さぼっていましたが、最近出た論文の紹介を。
東シナ海・日本海における基礎生産への台風の影響、沿岸海洋研究, 50, 39-44.
:これは昨年秋の海洋学会のシンポジウムで話をした内容で、台風が基礎生産に与える影響について、我々のグループが最近東シナ海と日本海で行った研究例をまとめたものです。
2012 Yamaguchi, H., H.-C. Kim, Y.B. Son, S. W. Kim, K. Okamura, Y. Kiyomoto, J. Ishizaka,
Seasonal and Summer Internannual Variations of SeaWiFS Chlorophyll a in the Yellow Sea and East China Sea. Prog. Oceanogr. 105, 22-29, DOI:http://dx.doi.org/10.1016/j.pocean.2012.04.004(黄海と東シナ海のSeaWiFSクロロフィルaの季節変動と夏の経年変動)この論文は、4月29日にも紹介しましたが、特集号だったので、長い間印刷中の状態が続いていたものです。第一著者は私のところで学位を取って、現在JAXAでポストドク研究員です。
Tracing offshore low-salinity plumes in the northeastern Gulf of Mexico during the summer season by use of multispectral remote-sensing data., J. Oceanogr., 68, 746-760. DOI 10.1007/s10872-012-0131-7
(マルチスペクトルリモートセンシングによる北西メキシコ湾の夏季外洋低塩分プルームの追跡)これは北西メキシコ湾の夏季外洋低塩分プルームを観測するために、衛星の青から緑の波長の輝度から光束消散係数を求め、この光束消散係数と塩分の関係から塩分の推定手法を開発したものです。この第一著者は、私の研究室のポストドク研究員だった韓国人で、私と同じTexas A&M大学で学位を取っています。今は韓国海洋研究院海洋リモートセンシングセンターにいます。
2012 石坂丞二・エコシスワント・山田圭子・牧野高志
:これは昨年秋の海洋学会のシンポジウムで話をした内容で、台風が基礎生産に与える影響について、我々のグループが最近東シナ海と日本海で行った研究例をまとめたものです。
2012 Yamaguchi, H., H.-C. Kim, Y.B. Son, S. W. Kim, K. Okamura, Y. Kiyomoto, J. Ishizaka,
Seasonal and Summer Internannual Variations of SeaWiFS Chlorophyll a in the Yellow Sea and East China Sea. Prog. Oceanogr. 105, 22-29, DOI:http://dx.doi.org/10.1016/j.pocean.2012.04.004(黄海と東シナ海のSeaWiFSクロロフィルaの季節変動と夏の経年変動)この論文は、4月29日にも紹介しましたが、特集号だったので、長い間印刷中の状態が続いていたものです。第一著者は私のところで学位を取って、現在JAXAでポストドク研究員です。
(マルチスペクトルリモートセンシングによる北西メキシコ湾の夏季外洋低塩分プルームの追跡)これは北西メキシコ湾の夏季外洋低塩分プルームを観測するために、衛星の青から緑の波長の輝度から光束消散係数を求め、この光束消散係数と塩分の関係から塩分の推定手法を開発したものです。この第一著者は、私の研究室のポストドク研究員だった韓国人で、私と同じTexas A&M大学で学位を取っています。今は韓国海洋研究院海洋リモートセンシングセンターにいます。
2012年10月14日日曜日
PICES/CREAMS-AP
10月14日、広島の国際会議場で開催されているPICES(北太平洋海洋科学機構)のCREAMS-AP(東アジア縁辺海循環研究のアドバイザーパネル)に。今回は忙しいので、自分ではPICESはこの会議だけの出席。XYJ君がエチゼンクラゲの発表を。CREAMS-APには、また中国勢がきていない。日韓ロの活動状況報告の他、日本海のステータスレポートの状況、東シナ海のプロジェクトについての今後の展開について議論。東シナ海は今後研究のレビューを進めていくことに。中国との付き合い方が難しいが、何とか進められれば。APの後はその内容をMONITORグループに報告。夜はMONITORのメンバーと居酒屋に。
2012年10月13日土曜日
全国大学附置研究所・センター長会議第1部会
11・12日はセンター長の代理で、京大宇治おうばくプラザで全国大学附置研究所・センター長会議第1部会に出席。1日目のシンポジウム「新時代を拓く科学と技術:環境・エネルギー・材料」では、研究内容の近い九大の柳さんが講演。我々の日本海の衛星データも紹介してくれた。宇宙太陽光発電所の研究は以前から話は聞いたことのある壮大な構想だ。その後、文科省研究開発局、学術機関課の人が最近の状況について報告。大学組織の目的再定義が大きな話題だ。2日目の議論も急遽再定義に関する議論が中心となった。各大学組織が個別が見直される中、全国共同研究拠点の意義をどう打ち出していくかが大切な問題だ。
せっかく宇治に来たので、少し早起きしてここへ。
2012年10月9日火曜日
登録:
投稿 (Atom)