2009年6月16日火曜日

東シナ海共同研究集会


6月15・16日に松野健さん(九州大学応用力学研究所)を代表者として共同研究集会「東シナ海海域の海洋環境」を開催しました。この研究集会は、これまでに長崎大学水産学部と九州大学応用力学研究所とで共同で行なってきた東シナ海の生物生産への長江希釈水の影響に関する研究をはじめとした状況をまとめ、7月に予定されている東シナ海航海の計画を策定する目的で行ないました。参加者は学外14名(うち九州大学4名、長崎大学3名、富山大学2名、愛媛大学2名、水産大学校1名、広島大学1名、韓国済州大学校1名)、学内14名の28名でした。

 東シナ海の物理・化学・生物現象には、長江からの淡水とその混合過程の影響が大きくかかわっており、また台風などの気象条件もその現象に強く影響していることが明らかとなってきました。