2016年5月27日金曜日

お客さん

5月25・26日に滋賀県立大学の学生さん、27日には香川大学の先生が、それぞれ琵琶湖と瀬戸内海の共同研究のために、研究室を訪問されました。学生さんに手伝ってもらい、衛星データの解析と有色溶存有機物サンプルの分析をされて行きました。


2016年4月28日木曜日

論文

4月20日に博士の学生Zhuさんの論文が、Journal of OceanographyのOnline firstで公開されました。
Y. Zhu, J. Ishizaka, S. C. Tripathy , S. Wang , Y. Mino , T. Matsuno , D. J. Suggett (2016) Variation of the photosynthetic electron transfer rate and electron requirement for daily net carbon fixation in Ariake Bay, Japan.
この論文は、高速反復蛍光光度計と呼ばれる機械を使って、植物プランクトンの光合成電子伝達速度から基礎生産(炭素固定速度)を推定する論文で、有明海を対象海域としました。

また4月28日には、特任助教の富田さんの論文も公開されました。Hiroyuki Tomita, Tomoharu Senjyu, Masahisa Kubota (2016) Evaluation of air-sea sensible and latent heat fluxes over the Japan Sea obtained from satellite, atmospheric reanalysis, and objective analysis products.
こちらの論文は、日本海での大気海洋間の潜熱・顕熱を、衛星、大気再解析、客観解析のデータを使って推定した論文です。

ちなみに、Journal of Oceanographyは、現在私が編集委員長をやっている日本海洋学会の国際誌です。


2016年4月13日水曜日

ベトナムからのお客さん

 4月12・13日に、ベトナム海洋研究所の3名とベトナム宇宙プログラム長が、宇宙地球環境研究所(ISEE)を訪問してくれ、ミニワークショップ「宇宙からの海洋観測に関するベトナムと日本の共同研究に向けて」を開催しました。これまで私はベトナム海洋研究所を何度か訪ねて、衛星に関する講習会をしたことがあります。
 12日午前中は、まず、町田ISEE所長が研究所の紹介、ベトナム宇宙プログラム長のSon博士がベトナムの宇宙科学計画について、そしてISEEの田島教授が宇宙科学フロンティアリーダーシップについて紹介し、今後の宇宙科学計画での協力について議論しました。
 12日午後は、Huan博士がベトナム海洋研究所について、石坂がISEEでの海色研究に関して、kベトナム海洋研究所のSon氏がエルニーニョとベトナム沖の湧昇について、JAMSTECのSiswanto博士が南シナ海での植物プランクトンに関して、そして元水研の松村博士が以前ベトナム海洋研究所で行った講習や衛星データの漁業利用について紹介しました。また、今後の海洋関係の研究協力に関して議論しました。
 13日午前中は、富田特任助教が衛星を用いた熱と水フラックスのデータセットについて、ベトナム海洋研究所のChung氏が海洋研究所での海洋モデリングについてについて、そして相木准教授がISEEの大気海洋結合モデルについて発表しました。そして午後は、ISEEの雲レーダーと情報基盤センターの見学をしてもらいました。今後、ますますの研究協力が進むことを期待しています。


2016年4月11日月曜日

講義

4月11日から講義が始まりました。今年、研究室のゼミとしては、各学生の進捗状況報告・論文紹介の他に、I.S. RobinsonのThe unique applications of satellite oceanography (衛星海洋学の応用)を読むことにしました。その他に、石坂は工学部の1年生向けに大気水圏環境の科学(海洋学入門)を、相木准教授は博士前期課程の物理海洋学を教えます。

2016年3月31日木曜日

花見、海洋学研究室へ

3月31日のお昼に研究室でお弁当持ちよりのお花見をしました。

今年度、二人の修士の学生さんが、会社員と公務員として旅立って行きました。
明日からは新しい年度です。
1月から研究所に来られた相木准教授も参加し、
これまでの衛星海洋学研究室から海洋学研究室と改めることにしました。



2016年3月27日日曜日

7th China-Korea-Japan IMBER

3月24-26日に、韓国済州島に新しくできた海洋科学技術院(KIOST)の国際海洋研究教育センターで開催された、第7回中国・韓国・日本IMBER(統合海洋生物地球化学と生態系研究)シンポジウムに出席してきました。西部北太平洋とその縁辺海における、様々な海洋生物と生物地球化学過程への人為影響に関して、議論が行われました。石坂も東シナ海の植物プランクトン群集の季節変動に関して発表しました。このセンターは済州大学校と少し離れてはいますが、互いに連携ができてよい環境です。今回は、研究室からは学生を連れて行けませんでしたが、学生を連れてきてここでワークショップをやろうと誘われています。


2016年3月18日金曜日

2016年度日本海洋学会春季大会

3月14-18日に2016年度の日本海洋学会春季大会が、東京大学弥生キャンパスで開催されました。
本大会からセッション制が導入され、当研究室からは、
石坂が「衛星海色観測による海洋生物圏研究:気候変動ミッションGCOM-Cの利用に向けて」のセッションの中で、「GCOM-C基礎生産および赤潮アルゴリズムの開発とその展望」について発表をしました。

またポスターセッションでは、
「伊勢湾内で空間平均した衛星クロロフィルa濃度の木曽三川流量に対する応答」で林君、
「夏季の東シナ海における植物プランクトン群集の経年変動と異なる水塊からの栄養塩供給」でXuさん、
「日本海における中規模渦に伴う植物プランクトンブルームのタイミングの変動」でMaureさんの3名の学生が発表しました。

また相木准教授は、
「海洋内部・海面・海上の非静力学過程についてのモデル研究と診断手法の開発」と、
「中緯度惑星波と赤道波のエネルギーフラックスの全球シー ムレス解析に向けて(II)」、

富田研究員が、「海面熱・運動量・淡水フラッ クスと海洋変動」のセッションの代表コンビナーとなり、「新たな海洋観測時代の衛星海面フラックスデータセット:J-OFULO3」、
「水蒸気鉛直構を考慮した衛星による海上大気比湿の高精度推定アルゴリズム」
等を発表しています。

最終日には、石坂研卒業生数名が集まり、現役と懇談しました。